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このブログでは、今までに培ってきた技術的なことや、得意としている地図のことなどについて、幅広く取り扱っていこうと考えています。積極的に新しいことにチャレンジしたいメンバーもいるので、そのようなトピックも扱っていきたいと思います。

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To mind the creative destruction

Atomでcssを開くとエラー

はじめに

今回の記事は、開発で使用しているAtomcssファイルを開いたときに、急に意味不明なエラーが発生してしまっていたので、その対処方法について紹介します。

エラー内容

  • エラーメッセージ
    • Uncaught TypeError: Cannot read property 'isDestroyed' of undefined
  • エラーキャプチャ

なんのエラーなのかさっぱりわからなかったので

エラーキャプチャにある View Issue を辿ってみました。

すると、記載されたIssueの内容を見ていくと、「おやっ、私の状況とまったく同じだ」ということで、この記事を読み進めていけば、解決につながるのではないかと期待しました。

f:id:d-and-i:20160917210753p:plain

<私の解釈>
[Enter steps to reproduce below:]

1. cssファイルを開いたら
2. (エラーキャプチャのような)エラーが現れてしまった。 

いろいろな方のコメントを読み進めていくと

同じ現象の遭遇した方が、結構いたようです。 ※()内は、私の勝手な意訳ですので、あまり細かいことは気になさらずに。。

  • I am also facing the same problem.(僕も同じ問題に直面しているよー)
  • Same problem, what we should do?(同じ問題だー。なんかしないといけないのか?)
  • I'm getting this issue too.(俺もこの問題に遭遇ている。)

解決を見いだした方の中には、

  • I seem to have fixed it after uninstalling, restarting atom, and reinstalling.(俺は、一度Atomをアンインストールして、再起動し、その後に再インストールしたら、問題が片付いたぜ)

という人もいました。

ただ、なるべくなら今更こんな面倒なことはしたくない(だって、再インストールしたらこれまでコツコツやってきた設定が全て飛んでしまうので)ので、何か良い対応策を施した人がいないかという希望を胸に、さらに読み進めます。

そして何となく希望が持てるコメントにたどり着きます。

  • Disabling the package until the issue is fixed.(このパッケージ(Pigmentsのこと)を無効化したら、問題が解決したよ。)

おっ、やはりこのパッケージ(Pigments : 色コードを書くと、その色でハイライトしてくれるAtom拡張機能)が悪いんやん。

f:id:d-and-i:20160917212734p:plain

さらに読み進めると、これで解決できそうなコメントに遭遇。

  • Same problem here. Updating atom packages with the command "apm update" from my project root fixed the problem. (I start up atom with the "atom ." command from my project root too)(同じ問題だ。おれのプロジェクトルートから、apm update コマンドを打って、Atomのパッケージをアップデートしたら問題が解決したよ。(おれのプロジェクトルートから atom コマンドで起動もしたよ。)

問題を解決するにはPigmentsのアップデートが必要

早速、AtomのパッケージであるPigmentsを以下の手順でアップデートしました。

  1. Atom -> 環境設定
  2. 設定の左ペインより Updates を選択
  3. 利用可能なアップデート にPigmentsが表示されていたので、アップデートを選択
  4. Atomの再起動

結果

無事にエラーは出なくなりました。よかった。

この問題に遭遇した人に、少しでも参考になれば嬉しいです。