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このブログでは、今までに培ってきた技術的なことや、得意としている地図のことなどについて、幅広く取り扱っていこうと考えています。積極的に新しいことにチャレンジしたいメンバーもいるので、そのようなトピックも扱っていきたいと思います。

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To mind the creative destruction

QGIS2.X系による地図タイル画像(TMS)作成方法

はじめに

QGIS2.X系での地図タイル画像(TMS)を作成する方法について紹介させて頂きます。

準備するもの

地図タイル画像(TMS)を作成するためのプラグインインストール

  1. メニュー -> プラグイン -> プラグインの管理とインストールを選択します。
  2. 検索ウィンドウに Tile と入力します。
  3. 検索リストに表示された QTilesを選択します。
  4. インストールボタンを押下し、QTilesプラグインをインストールします。 f:id:d-and-i:20190824223138p:plain

QTilesプラグインの起動

  1. メニュー -> プラグイン -> QTiles -> QTiles を選択します。

QTilesプラグインの設定方法

ほとんどは初期設定で良いのですが、特筆して設定すべき項目について解説します。 設定が終われば、Runボタンを押下します。 f:id:d-and-i:20190824223707p:plain

Output

以下の3つより指定することができます。

  • File
  • Directory
  • NGM

Tileset Nameは、任意の名前をつけてください。

Extent

タイル画像作成範囲を以下の3つより指定することができます。

  • Canvas Extent
  • Full extent
  • Layer Extent

利用用途に応じて、上記3つの中から選択するようにしてください。

Minimum zoom

最小(広域)のズームレベルを指定してください。

Maximum zoom

最大(詳細)のズームレベルを指定してください。 なお、値を増やせば増やすほど、生成されるタイル画像が多くなります。地図上で大きく拡大する際には便利ですが、その分画像サイズが大きくなりますので、バランスを考えて指定してください。

Tile width

256固定としてください。

Tile height

256固定としてください。