Basic認証の設定方法
はじめに
WebサイトにBasic認証を設定する際、 .htaccess と .htpasswd を1セットとして作成していたのですが、毎回「 .htaccess と .htpasswdをどうやって作成していたんだっけ?」ということが頻繁に起きていたので、簡単に設定方法をまとめておきたいと思います。
.htaccess の作成方法
.htaccessを作成するのは実に簡単で、以下の書式に従い作成するだけで良いです。
本記事は、あくまでシンプルな設定方法の場合です。
「特定のIPアドレスから接続可能にする」と言ったような凝った設定にする時は、ここに示されているような、マニュアルを読んで見ると良いでしょう。
AuthUserFile /virtual/ドメイン(IPアドレス)/[.htpasswdが配置されているディレクトリ]/.htpasswd AuthName "Input ID and Password." AuthType Basic require valid-user AddType text/cache-manifest .appcache
ファイルパーミッションは 0644 としておきましょう。
$ chmod 0644 .htaccess
.htpasswd の作成方法
.htpasswdファイルは、以下のコマンドを用いて作成します。
$ htpasswd -c -b .htpasswd username password // .htpasswd : パスワードファイル // username : Basic認証で使用したいユーザ名 // password : Basic認証で使用したいパスワード
ファイルパーミッションは 0644 としておきましょう。
$ chmod 0644 .htpasswd
仕上げに
生成できた .htaccess と .htpasswd を、Basic認証をかけたいサイトに配置しましょう。
うまくいくと、以下のような認証画面が表示され、ユーザ名とパスワードを入力することで、そのサイトを閲覧できるようになります。