世の中にある地図サービス 〜Yahoo! 地図〜
今回は、Yahoo!地図について、見ていきたいと思います。
Yahoo!地図は、なんといっても「台風情報」や「雨雲レーダ」など、私たちの生活に密着したデータを提供しているのが特徴です。
「雨雲レーダ」については、現在から一時間後までの雨雲の動きを確認する事ができるため、
- これから出かける際に傘が必要かどうか
- もう少し待てば雨が止んでくれるのかどうか
を判断するための情報を得る事ができるようになりました。
また、Yahoo!地図では、もう一つ面白い特徴のある機能がありますので紹介します。
それは「道沿い検索」という機能です。
この機能では、
- 地図上にこれから通る道筋
- 目的地付近の行動できる範囲
を地図上で表現する事によって、その近くにある施設を検索する事ができます。
例えば、始めて訪れた場所で近くに銀行を探したいしたとき、この機能を使う事で簡単に見つけ出し、向かう事ができるようになります。
この機能、一度使い始めると様々なシーンで役立つかもしれません。
次回は、いつもNAVIについて、みていきたいと思います。
今回の記事は、塚田が担当しました。
世の中にある地図サービス ~Google Map~
今回は、Google Mapについてみていきたいと思います。
Google Mapの特徴として、見やすく・使いやすいうえに、利用者にとって便利な機能が盛り込まれていることで、数ある地図サービスの中でも頭一つ抜き出ているのではないでしょうか。
このGoogle Map、私たちが目にする代表的な機能にストリートビューがあります。
これはGoogle Map独自の機能であり、この機能が世の中に出てから
- 引っ越しに伴う家さがしにおいては、事前に住む周りの環境を下調べできるようになりました。
- 旅行等では行く先々の状況を把握できるようになり、事前に計画を立てやすくなりました。
上記に挙げた以外にも活用するシーンは多岐にわたり、私たちの生活を変えるまでになりました。
ストリートビュー以外にも、Google Mapには、私たちの生活を変える便利な機能が他にもあります。
なかでも、私自身は「ルート検索」と「携帯端末に場所を送信」という機能に大変興味を持ちました。それぞれ、興味をもったポイントは次のとおりです。
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Google Map上で、出発地と目的地を入力すると、地図上に行き方が表示されます。このとき、移動手段を 電車・バス を選ぶと「ルート比較ツール」というリンクが現れます。
このリンクをして表示される画面上では、出発日と出発時間(必要に応じてルートオプション)を指定することで、目的地までの到着時刻を知ることができます。
私がここで素晴らしいと感じたのは、この画面上で下にスクロールすると、比例して出発時間も後ろにずれてくれるという部分です。
実際、計画した時間に目的地に向けて出発しようとしても、なかなか上手くはいかないものです。
そういったとき、この「ルート比較ツール」を活用することで、出発時間の予定が変更になったとしても、予定の練り直しがすぐに行えることができるので非常に便利と感じました。
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家族旅行の計画を練る場合。たとえば、事前に家族でGoogle Mapを用いて、訪れる行き先を決めることを想像してください。
お父さんは温泉に行きたい。お母さんは食べ歩きに行きたい。子供達はお土産、公園などの遊べるところに行きたい。
それぞれ、行きたい場所をGoogle Map上でマークをつけていくのですが、実際に旅行先ではパソコンを広げて移動することはなく、普通はスマホのGoogle Mapアプリをみて移動します。
つまり、 事前に行きたい場所を計画した地図 と 旅行先で使用する地図 が違うのです。これでは、せっかくマークした作業が無駄になってしまいます。
この機能により、Google Map上でマークをつけた後に、自分のスマホ上のGoogle Mapアプリに場所を送信できるので、上述のマークした作業が無駄にならなくて済むようになるので、非常に便利でした(※)。 ※・・・実際に自己体験しました。
いかがでしたでしょうか?Google Mapには、今回紹介した機能以外にも、活用すると便利になる様々な機能が提供されていますので、触ってみてください。
次回は、Yahoo!地図について、みていきたいと思います。
今回の記事は、塚田が担当しました。
世の中にある地図サービス
今回より地図を利用する人にとっての「身近になった地図」というものはどのようなものか?ということを考えていこうと思います。
一般に地図を利用する場合、まず多くの人はGoogle Mapを最初に思い浮かべるのではないでしょうか。Google Mapは確かに「見やすい」「使いやすい」といった特徴があり、様々なホームページ上で案内地図などに利用されています。
ですが、世の中にある地図サービスというのはGoogle Mapだけではありません。すこし探してみるだけで、以下のような地図サービスを見つけることができます。
上記に挙げた地図サービス以外にも、まだまだたくさんの地図サービスが世の中に存在しています。
ここでは全てを紹介しきれませんが、どれも似たりよったりのサービスなのでは?という印象があるなかで、それでも何か特色があり、それらが利用者にとって便利となっているだろうという仮定のもと、次回よりひとつずつ見ていきたいと思います。
今回の記事は、塚田が担当しました。
オフィシャルブログを開設しました
D&Iのオフィシャルブログを開設しました。 地図に関係した話題を中心に取り上げていきます。
2002年頃に、まったく予想もしてなかった縁からGISというものに関わりはじめ、今ではすっかりGISのとりことなり、半分趣味みたいなものになってしまいました。 他に、オープンソースソフトウェアなどにも興味を持っていて、それらがGISとうまく組み合わさることで、便利なものが生まれることに達成感(充実感に近いかも)を得ています。
地図が身近に
スマートフォンなどの普及によって、今では、どこにいても
- 現在地から目的地までのルートを地図上で確認する
- Tweet情報からのトレンド情報を地図上で知る
- おいしい店を地図上で見つける
など、日常生活のなかであたりまえに利用できるようになりました。
紙媒体の地図の世界では考えられなかったようなことが、いろいろなアイデアを盛り込んだ地図というコンテンツによって、社会が便利になっていくことに、魅力というものを感じています。
開発者にとっても身近になったのか
一方で、地図を利用するコンテンツの開発者には、導入計画を立てようとしただけで、
- 地図データを扱うためのエンジンの選定・購入
- 地図を配信するためのネットワークインフラ・ハードウェア・ソフトウェアの選定・環境づくり
- 地図配信サーバの運用・保守計画の検討
などといった、専門的な技術・知識が要求されてきました。
2005年にGoogle Mapが世間に出たことで、これまでハードルが非常に高かったWebGISが、一気に扱いやすいものへとなり、開発者にとっても、以前の苦労に比べれば、地図が身近になってきたとは思います。
もっと身近に
Google Maps API や YOLP(地図) といったAPIは、大変素晴らしく扱いやすいものではありますが、それらAPIを駆使して一連の(利用者が扱いやすい地図としての)動きをつけていこうとすると、すこし面倒なプログラムを書く必要があります。
この面倒なところを少しでも減らせれば、さらに開発者の裾野も広がり、多くのサービスが生まれ、利用する人によりベネフィット与えられる社会になると考えています。
私たちは、 地図コンテンツを利用する人にとっても、地図コンテンツを開発する人にとっても、地図をより身近にしていくことをこのブログを通じて、追い求めていきたいと思っています。
今回の記事は、塚田が担当しました。