Google Maps API上にKMLデータを載せる際の制限事項
Google Maps API を利用して、地図上にKMLデータを載せようとする場合は、以下のような制限事項があります。
- KMLファイルのファイルサイズの上限が10MByteまで
- KMLファイルを圧縮した形態であるKMZファイルサイズの上限が3MByteまで
- 1ファイル(KML or KMZ)あたりの図形の数が1,000個まで
- 重ね合わせるレイヤ数は、KML or KMZファイルへアクセスするためのURLの長さで決定される。
「4.」については少し曖昧な表現をしていますが、Googleのドキュメントを確認すると、以下のことが補足で書いてあります。
- 一般的なURL(:階層が深くないURL)だと、大体平均して10〜20ぐらいのレイヤが表示できます。
- URLの長さでの制限に引っかかってしまった場合は、地図上にKML/KMZデータは表示されなくなりますので、短縮URLなどを利用してURLの長さを短くして下さい。
参考までに、上述についてのGoogleのドキュメントを以下に掲載しておきます。
なお、Google Maps APIを利用してKML/KMZファイルを重ねる場合は、誰でも参照できる場所に配置しておく必要があります。
もし、閉じたネットワーク内に配置したり、(ログイン処理が必要とするような)アクセス制限がかかっている場所に配置したりすると、重ねようとしているKMLデータは表示されませんので注意して下さい。