住所を入力して、その位置を表示する仕組みの裏側
これまで過去3回「住所」について触れてきました。
世の中にある地図サービスには、この「住所」を入力することで該当位置がすぐに表示されるので、場所を探したいときは非常に便利な機能です。
普段何気なく使っているこの機能ですが、どういう風に実現しているのでしょうか?
今回の記事では、裏側の仕組みについて探ってみたいとおもいます。
私たちが普段目にしている地図には、実は 緯度経度 と呼ばれる 位置座標 というものがあります。 緯度経度 については、みなさん小・中学生の時に習ったと思いますが、今一度簡単に復習してみると以下のようなイメージとなります。
世の中にある地図サービスでは、
- 都道府県ごと
- 市区町村ごと
- 大字ごと
- 字丁目ごと
- 街区ごと
に対して、 緯度経度 を付与しています。
そうすることで、
- 入力した住所と、予め用意されている住所とを比較
- 比較した結果から緯度経度を導きだし
- 導き出した結果から地図上でその場所を表示
する仕組みが実現できているのです。
最近においてはスマートフォンなどに搭載されているGPSから自分の位置を取得し、地図上の該当位置を表示することも当たり前になってきました。
次回は、GPSから自分の位置(緯度経度)を取得する仕組みについて探っていきたいと思います。